全国巡回展の「マリメッコ展 模様のちから」へ行ってきました。マリメッコといえば、布。カラフルな色使い。北欧らしい自然モチーフの数々。今回の巡回展では、70種類ものお洋服やたくさんのパターン、制作過程の様子、デザイン画を見ることができました。写真を撮るスポットもあって、友達と行ったので参加型で楽しめました。
〜ネタバレも含みます〜
時代背景から見たマリメッコ
マリメッコの創業は戦後間もない1951年のフィンランドにて。戦後の暗い日常に明るい色や柄を届けたいという創業者の思いでスタート。
当時の女性が着ていた窮屈な洋服(ウエストをコルセットで締め付けた)ではなく、自由な動きで妨げないゆったりとしたラインや軽やかなコットン素材を取り入れて、女性の解放にも貢献したそうです。

このエピソードを知って、やっぱり思い浮かぶのはココシャネル。
シャネルは女性を窮屈なコルセットから解放したい!シンプルで着心地の良い服を生み出したい!とジャージー素材を取り入れたドレスを発表したのは、あまりにも有名なお話。
時代も国も異なりますし、両者が扱った素材やデザインは全く違います。ですが、それぞれが求めた美しさだけでなく、女性の自由、生き方へ向けてアプローチしているところは共通していると感じました。
70種類ものお洋服
創業者の理念や思いを知った上で見る70種類もの洋服は圧巻でした。ゆったりとしたシルエットや軽やかな綿素材、明るく楽しい気持ちになれる色合い。シックなドレスまで。

時代が洋服を選んでいた。つまり、それは時代が女性の生き方に与える影響力が大きかったということ。単純に身にまとう外側がどうって話ではなくて、あらゆるシーンで個々の選択肢が狭められていた。
洋服が持つ文化的な意味合いについて考えさせられますね。

一緒に行った友達がふと、朝ドラの「カーネーション」……と呟いていました。(分かる!!!)※見たことない方、お洋服好きな方はぜひ見てほしいです。DIOR、サンローランの時代〜
手作業の制作過程
今回の展示で大きな見どころ、もう1つは作品の制作過程について、展示物、動画やプロジェクションマッピングで見られることだと思います。
デザインの板があって、1色ずつ重ねた板から色を流し込んで、プリントされていく様子を複数の手段で見ることができます。重なりの具合で揺らぎができるのも魅力としており、温かみのある北欧らしいデザインに繋がっていることを知りました。

デザインの板
工場の機械で作られているとはいえ、色付けの工程が細かく、職人さんの手間がかかっていることに驚きです。
マリメッコ巡回展の日程
マリメッコ巡回展2026の日程を参考までに掲載しております。お出かけ前は、念のために公式サイトでご確認くださいね。
| 京都 | 京都文化博物館 2026年7月4日(土)~9月6日(日) |
|---|---|
| 東京 | 東京都庭園美術館 2026年10月3日(土)~12月20日(日) |
| 広島 | ひろしま美術館 2027年1月30日(土)~3月28日(日) 公式サイトによると、北九州、富山、名古屋、長崎ほかへ巡回予定とのこと!! |
まとめ
マリメッコ展には誘われて出かけましたが、マリメッコが好きな人もあまり知らない人も楽しめる展示だと思います。特に洋服や布、物作りが好きな人におすすめです。

比較的、コンパクトにまとまっており、1時間〜1時間半もあれば十分見て回ることができます。日曜日の京都で少し混んでいましたが事前にチケット取っていたのでスムーズでした。
デザイナーの意図みたいなものに触れる機会は暮らしの中で多くないので、こうしてインプットできる機会ってワクワクして楽しくなります。
マリメッコが誕生したのは戦後の暗い影に包まれたフィンランドでした。
好きな色やデザイン、美しいものを日常に取り入れることで、日々を明るくすること。少しの工夫で、何気ない毎日を彩っていくことができるんだと思います。
できれば、いつだって明るい方へ進んでいきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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