エルメスのカシシルを巻き付けたい30代riiです。このブログではカシシルとカレの違いを確認し、庶民目線でコストとのバランスを含めて、憧れの巻物を検討する記事となっております。ジュエリーも集まってきて、ファッションもミニマムになってきたこの頃。行き着く先は、スカーフやショールなどの巻物だと考えているところです!
エルメスのカシシルとは
まず憧れの一枚は通称カシシル。正式名称は「カレジェアン・カシミアシルク」のショールです。カシミア70%・シルク30%で作られた柔らかなショールを指します。シルク配合で適度に光沢がありながらも、しっとり柔らかな肌触りが特徴。あとカシミアの素材特性上、とても軽く保温性も高いため、温度調整にも利点があります。
季節の変わり目の羽織、夏の冷房避けと年間を通して活躍する場面は多くなるとの評判で、サラッと巻き付けてもカバンにINして見せても美しく、とても人気があります。
バンダナ柄が良いなぁ〜〜
憧れとコストとお手入れ
一方、カシシルについてネックなのは価格と洗濯などのお手入れの面です。カシシルは「良いな」と思っていた時よりも、正直気軽に購入できないほどに値上がっています。大判タイプなので、お高くなりクリーニングなどを考えると庶民には少し手が届かないかなと言うのが率直な感想です。
これは私の場合ですが、普段着る洋服とのコストの差が大きくなり、もしカシシルを購入したら、自分の中でカシシルが一張羅になる訳ですよ。私がショールに求めるものは「肌触り」「巻き心地」「デザイン」です。そうなると、あまりに高価なカシシルは、色々な意味で巻き心地のポイントが下がってしまうのです。
「汚れたらクリーニングにすぐ出さないと」とか「雨の日は巻きにくいな」とか
きっと色々考えてしまうのが目に浮かびます。こうした羽織りものは普段使いの目的で
購入する私にとっては、出番が少なくなることが懸念されます。
一方で格上げアイテムとして、カシシルが欲しい。あるいはスタイルや物そのものへの憧れが強く、カシシルを手にされる場合は迷わずカシシルを手にしたら良いと考えます。その場合は他のショールを手にしても、きっと満足感は得られないはずです。高価なブランド品を買うときはなぜ自分がそれが欲しいのか考えることは結構大事かな?と思うこの頃です。
カシシルが欲しいのか
ショールが欲しいのか。
エルメスのカレとは?カシシルとの違い。
カレはシルク100%が魅せる光沢が特徴。艶やかで上品、つるんとした肌触りでカシシルよりもさらに軽さがあることも違いです。またエルメスならではの特徴はその豊かな色彩や何通りもあるパターン、デザインだと考えます。素人目でも色彩やデザインが生み出す品格が感じられ、1枚1枚に名前のつけられたデザインと物語があって、絵画の様に美しいスカーフです。
またカレはサイズに種類があり、人気なのは90とのことですがスカーフを巻き慣れていない場合は45やツイリーなど小さなサイズが気軽に巻きやすいと思っています。
「いつかカレが欲しい」というのは、漠然とありましたが、スカーフ自体巻くことが少なく、実際に身につける機会はあるのか。使いやすさはどうか。Manipuriで「ツイリータイプ」と「カレ90に近い80✖︎80」で検証しました。90は結構大きく、65でも十分。つまりカレなら私は45で十分かなぁと思っています。
結局、私に出番が多いのは、「ツイリータイプ」の方でした。
ブラウスやニットに忍ばせたり、ネクタイみたいに巻いたりと巻きやすく、
職場にも身につけられるし、首元の寒さ対策にもなりました◎
1年に1枚のカレ貯金を検討中
ちなみにエルメスのカレはサイズ展開が多く、45、70、90。ツイリータイプを含めると3万円台〜購入できるため、冬物の洋服代と考えてもまだ手の出しやすい価格帯だと考えます。またエルメスのスカーフはヴィンテージでも人気があり、もはや半永久的に身につけられるのでは?と思っています。
例えば1年に1回カレを購入すると、5年後の自分は5枚のカレを持っているわけです。将来の自分を助けてくれるファッションアイテム貯金みたいなイメージです。Manipuriのシルク100%のストールもたくさんの柄があり、トゥモローランドやアローズ別注デザインなど魅力的ですが、それなりに価格しますので、もう少し予算を足してエルメスのカレを選択するのもありだと考えています。
まとめ:庶民がエルメスの巻物に手を出すのはどう?
エルメスのカシシルとカレについて、庶民目線で考えてみました。カシシルを格上げアイテム・気分の上がるファッションアイテムとして購入するのであれば、アリ!だと思いますが、ショールについて巻き心地を重視する私にとっては、カシシルの購入は残念ながら今の自分にはナシ!になってしまいました。(いつか無理なく身につけられるようになれるといいなぁ)
気軽に巻き付けて、ホッとして気分も上がるもの。「アソースメレのリネンショール」や「tamaki niimeのコットンショール」がしっくりきます。
一方でカレについては、投資価値がある!との見立てで購入もアリ!という結論に至りました。
おそらく、「歳を重ねれば重ねただけ出番が増えるのがシルクのスカーフ」だと考えます。
顔まわりを華やかにしたり、寒さや保温にもなり、お洒落も楽しめる。
祖母はクローゼットにたくさんのスカーフを集めていて、普段からよく身につけていたことから
そう感じるのかもしれません。
私の普段の服は、ジュエリーが映える様にあまり飾り気のない、シンプルなワードローブ中心。
スカーフで気分転換や差し色にしたいです。また物語のあるカレの世界観も興味があります。
今後も価格改定で高くなるのは明白なので、洋服を減らした分、少しずつ巻物集めにシフトしてみたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!