カルティエの価格改定は年数回実施されていて、特に毎年5月は上がりがち。後悔しないジュエリー選びは常に念頭にある(つもり)ですが、都度後ろ髪引かれるような気持ちになり、いろいろと考えさせられますね。今回は、価格改定でブレない気持ちも大事だけれど、時にタイミングや縁もあるなと思った出来事について書きました。同じように迷う方の参考になれば幸いです。
印象に残っている言葉
金が高騰しかけていた時期(今思うとすごく序盤)にカルティエの店員さんに言われたのは、「欲しいものは1分1秒でも早く購入して、たくさん身につけたほうが良い」という強めのメッセージ。
人によっては、圧に感じてしまうかもしれません。
その方は、私より一回りくらい年上の女性で、隙のないヘアスタイルとメイクで毅然としていて、中指に大きなダイヤのエタンセルドゥカルティエのエタニティリングを1つだけ身につけられていたコーディネートが印象的でした。
とにかく、昔よりも価格改定の回数や改定幅が変わってきていることを実感しているとの話もあり、私には押し売りやセールストークには聞こえなかったので、結構腑に落ちたのでした。
強めの一言を意訳すると、「本当に心から思っているので、可能であれば買った方が良いですよ!」と聞こえました。
吟味と決断のバランス
ちなみに私がカルティエで迷っていたのは、ネックレス。その当時、祖母に買ってもらったトリニティリングと合わせる同じシリーズのネックレスが欲しいと思っていました。
色々迷いましたが、きっと数年先も、「同じコレクションで揃えて身につけたい気持ち」は消えないと確信に近いものがあったので、トリニティペンダントを「えい!」と購入したのを覚えています。

仕事でも身につけやすい◎
その後、金の恐るべきスピードでの高騰やトリニティシリーズのデザインチェンジ等を経て、タイミングも大事だなとつくづく思いました。

背中押された〜〜
そうして、吟味と決断のバランスは大事なポイントだなと学んだのです。
自分の中に答えがある時
何かに迷っているときに、本当は自分の中で答えが出ていることって案外あると思いませんか?
そうした場合には、誰かの強い言葉は時に背中を押してくれる後押しになる。
もしなんとなく、それが煩わしいとか腑に落ちない場合は
「今じゃない」のかもしれません。
引っ掛かりがあるからこそ、受け止め難いパターンです。
何かモヤっとするなど。
心晴れやかな状態での「えい!」は、とても気持ちが良いものです。
私自身は、吟味して悩んで納得感のある前向きな選択を繰り返すことで、自分にとって、必要なものを選び取る体験=成功体験となって、自分のジュエリー選びに自信が持てるようになっていると実感しています。
価格改定と付加価値
個人的には納得感があり迎えたジュエリー(だけに限らず)は、より一層ずっと大事に付き合っている様に思います。
私もまだカルティエでは欲しいと思っている薬指に重ねるリングがあるので、毎回改定幅は確認しています。それについては、記念や節目がいいなと考えていて、駆け込み購入はしておりません。
価格改定だけでなくて、そもそも買い物との付き合い方は人それぞれだと思います。
新しいものを購入するのに、すごく時間がかかる人もいれば、欲しいと思ったらすぐに行動に移す人もいる。新しいものでなくてもいい人もいるし、所有にこだわらない人もいる。
これだけ価格上昇しているから、早く購入した方が得だというのもよく分かる。
あの時は⚪︎⚪︎円だったのに、と思うと悲しい気持ちになってしまいますが、
一方で、自分の気持ちに寄り添った選択ができることもプライスレスな付加価値だと思いませんか。

自分で決めるのが大切かな
節目のジュエリーを身につけられるように、頑張って過ごしていきたいです^^
あとはとにかく、金やジュエリーの高騰落ち着いて(涙)という祈るような気持ち。
このままだとジュエリー強制ファイヤーが近いかもしれません、、、、、

最後までお読みいただき、ありがとうございました!