庶民にとって、ジュエリーやブランド物は贅沢なのでしょうか。ジュエリーに目覚めたのは20代後半で、早いか遅いかは分かりません。20代前半にジュエリーの重要性に気がついていれば、ボーナス全振りしてたかもしれません。(怖い)ごく庶民的な生活をしている私とジュエリーについて、振り返りも込めて書いてみます。
セーラームーンが好きな子供時代
私はセーラームーン世代です!ジュエリーアカウントで、ジュエリー好きとセーラームーンとの関係性を書いた時、「私もです!」との声が多数。コメント欄が盛り上がりました。子供時代はピンク色やキラキラしたものが大好きで、おもちゃのアクセサリーをたくさん着けていて(セボンスター集めていました)旅行に行けば土産物店で天然石をねだる子供時代。母曰く、「旅行に行ったら石、石言ってたよ」とのこと。博物館で鉱物図鑑や昔の装飾品を見るのも好き。貝殻とかもたくさん集めました。
・石や貝殻集めていた
・土産物店の天然石はあるある
・セボンスターはおまけ目当てで買ってもらった
最初の出会いは色石。クラシカルなデザインが好き。
20代中頃、失恋した私(前もこんなblogを書いたような)。なんだかお守りが欲しくなり、天然石について、調べ始めました。漠然とオパールのリングが欲しいと思うように。ちなみにオパールは、「希望」「幸福」などの意味合いがあり、何より七色の遊色に関心がありました。
ふらりと訪れたageteでK14の華奢なリングを購入。これが初めての色石。ageteのクラシカルな世界観に惚れ惚れしたのを覚えています。さらにリングは目で見て自分も楽しむことができるし、自分の手が少し好きになるような感覚。(ネイルとも似ているかも)気分が明るくなるなぁと思っていました。
段々と華奢なリングを身につけることが減ってきましたが、ageteのアンティークのデザインを引き継いだり、重ね付けは今でも見ると可愛いと思います。最近、古いジュエリーが好きですが、クラシカルなデザインが好きなのは変わらない様です。
・agateやete、スタージュエリー
・結婚指輪を選ぶ時
・両親から譲り受けたジュエリー
私自身もこういったミル打ちや華奢なジュエリーを好んでいました。
お守りの色石は手元にあるとホッとします。
本物のジュエリーが欲しいけど、ブランド塩対応
指先を遊ぶことが楽しくなり、味を占めた私は歳を重ねても使うことができるジュエリーが欲しいと思うように。自分にとっての定番になるようなものがいい。そう思って、色々とお店をのぞきました。メゾンの雰囲気に圧倒され、ドキドキして、接客に感激して。時には相手にされず悲しい思いをしたことも。自分に見合っていないなと思っていたけど、滞在することも含めて、素敵な時間。
・ブランドは敷居が高い(でも欲しい)
・塩対応に落ち込む
・何を着て見に行こうか悩む
本物のジュエリーを身につけることで、少し背伸びすることで、上に連れて行ってくれるかもしれない。そう思っていました。
細工や素材を見ても、やっぱり簡単に手が届くブランドの作品比べて、素人目にも差は一目瞭然。メゾンでは作品と呼ばれる1つ1つのジュエリー。身につける芸術品でもあるんだなぁと感じていましたね。
日々の暮らしに馴染むジュエリーとの出会い
ただ、ごく庶民的な生活の私。しかも、結婚前までは病院勤めだったので、宝石を身につける機会は休日くらい。休日もパーティへ行くこともない。そんな暮らしぶりでジュエリーが必要なのか色々と考えました。でも、心踊るジュエリーを知ってしまうと、アクセサリーで気持ちが高まらなくなっていました。(誤解のないように書くと、アクセサリーは今も着けますし、素敵だと思ったら購入することもあります。)
そこで、辿り着いたのが地金のジュエリーです。石のないものはどうですか。とメゾンの店員さんにアドバイスを受けました。
石がついていないなんて、地味だと思っていた私。それは大間違いでした。ここで手にしたのがペルレのリングです。試着するとパッと指先が明るくなりました。「地金ジュエリーを身につけること=金の柔らかな光を纏うこと」だと学びました。
▶︎地金リングを選んだポイントなど
- 引っ掛かりがない
- シンプルで重ね付けにもできる
- 鏡面仕上げで1本でも華やか
- 細工で傷が目立ちにくい
- カジュアルにもラグジュアリーにも
白シャツ、Tシャツとデニムにも似合うし、お呼ばれにも身につけることができる。そして、何より、シンプルな洋服に潔く1本で合わせても、ぐっと印象を引き上げてくれる。シンプルなコーディネートほど、ジュエリーが映えるし、ある・ないでは華やかさが違うことを知りました。
ブシュロンのキャトルシリーズも素敵だと思いましたが、どちらかというと直線的なイメージ。この時は曲線的なデザインを好んでおり、ペルレに落ち着いています。今もノーストレスで着用できるリングです。
古いジュエリーが気になり始める
そして、結婚を控えた私。家族(祖母)の古いジュエリーを受け継ぐことに。祖母は仕事で宝石や着物を取り扱っていたこともあり、祖母自身も宝石が好きでした。祖母のジュエリーボックスには、祖母自身が購入したものや曽祖母のリング。戦後間もない頃の宝石。職人さんの手作りの素晴らしさ。
何より、100年経っても、持ち主がいなくなっても、ジュエリーは残る。身につけることができる。そのことが結構衝撃的でした。
ジュエリーの歴史や作られ方、着物や装飾品全般が好きに。
今では祖母から受け継いだジュエリーは宝物です。なんとなく不安になったりした時に着けると少し安心します。そんなこんなで、実家に帰るたびにどこかしらから、祖母のジュエリーやブローチを見つけては持って帰る私です。(母はあまり関心がないのです)
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結論:庶民にジュエリーは必要?
庶民にジュエリーが必要か?結論から言えば、人による!!!です。でも私にとっては、ジュエリーと生活は切り離すことができない、大切な存在です。贅沢品だからと揶揄する声もあるかもしれませんが、自分で働いてジュエリーを手にして、何が悪いんだー!と思っています。
ジュエリーに助けられることもしばしば。
- きちんとした装い、場所にも対応できる
- シンプルな洋服の着回しに活用できる
- 日々のモチベーションが上がる
基本的に日常的に身につけられるものを選びます。ふとした際に目に入るジュエリーから力をもらっていたり、お守りになったり。一生しかない人生なので、できるだけ美しいものを目にして、日々の張り合いにしたいです。
なぜ、身につけるの??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
ジュエリー好きの一意見として、ご参考になれば幸いです。今ではすっかり試着だけでも
余裕で遊びに行ってしまうようなジュエリー好きとなってしまいました。
最初の初々しい気持ちも時々、思い出したいと思います♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。