ヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラネックレスは名品なのに、SNSでは度々ヴァンクリは「ダサい」「良さが分からない」と炎上する理由は、流行しすぎて、アイコニックなモチーフが目を集めてしまい否定を生みやすい状態にあることや高価なものを身につけている女性に対する嫉妬やブランド物へのネガティブな心理も働いていると考えます。
私個人としては、ヴァンクリーフが炎上してると「またか〜」みたいな感覚です。好きで身につけている方はそれほど気にしないのではないでしょうか。純粋にデザインが好みでないと思う方もあえて炎上に被せてしまうことで、炎が広がってしまうのも今のSNSの傾向だなぁと感じます。
ヴァンクリーフがダサいと言われるのはなぜ?
ヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラは、幸運を意味する4つ葉クローバーをモチーフにしています。アルハンブラに限らずお花やハートなどモチーフを使用したデザインは一定数からダサいと揶揄されることが限らず見受けられることがあります。
シンプルを好む人からすると
モチーフ=ダサいになるのかも。
またクローバーデザインは類似品もありますが、アルハンブラ風のデザイン(偽物)と本物は明らかに格が違います。磨き上げられたゴールドビーズに縁取りされたマザーオブパールは眩しいくらいに輝きます。
王者の風格
格式高いメゾンのジュエリーですが、クローバーが1つついたネックレスはコロナ以前は、社会人が一生懸命働いて、月2万円くらい貯金すれば購入することができました。(今では倍の価格に)正直、大手商社で勤める女性が身につけて炎上するのが不思議なのですが、SNSなどで流行りすぎて、さまざまな年代の方が身につけたり、なんとなくブランドイメージが悪くなったことも否めません。
また、そもそもジュエリーにお金をかける価値観を持たない場合や関心がない場合であればは、アルハンブラを見ても「え、これがそんなに高いの?(良さが分からない)」に繋がっていくことは十分に理解できます。
・モチーフデザインへの否定は一定数あり得る
・偽物が多く出回り、本物を知らない可能性
・流行に否定は付き物である
・そもそもジュエリーに価値を感じない場合
余談ですがジュエリーに疎い夫でさえ、免税店でジュエラーが並ぶ中、ヴァンクリーフの店舗の前を横切ったら「ここはレベルが違いそう」と本能的に言っており、驚きました。(どうか私のアルハンブラに気づかないでと祈りながら)
アルハンブラが炎上しやすいのはなぜ?
ヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラが他のブランドより炎上しやすいのは、上記であげたアイコニックなデザインが目を集めてしまうこと、そして、高価でなおかつ、知名度があることで人の嫉妬心を買いやすいところが理由にあると考えます。さらに対象がジュエリーという生活必需品ではない点も余裕が感じられてしまうのでしょう。
・ネックレスと同じ価格の家電をボーナスで買った→嫉妬されにくい
・国内旅行より海外旅行→嫉妬されやすい
・背後にお金や余裕が浮かんでしまうのが人の性
・自分と違う価値観を否定することで今の自分を受容する気持ち
別にネックレス自体に価値を見出していないのであれば、否定する必要はないのに炎上を煽る投稿が止まらない。その理由は、誰かが想像した「お金や余裕」について嫉妬心や対抗心が刺激されている人や他人の価値観を否定することで安心感が得られる人が一定数いると考えられます。炎上投稿が止まらないのは、そうすることで何かを得ている人たちがいるのです。
SNSの普及で炎上しやすい状況がある
アルハンブラに限った話ではありませんが、ブランド品は否定を生みやすいというのは、今に始まった話ではないはずです。SNSが普及する以前と比べて圧倒的なスピードで、誰もが、物事を拡散できる状況にあることや匿名性があり、気軽に考えを投稿できるような状況にあることも炎上を助長していると考えます。
なんか話が逸れてきたけど
まとめ
ヴァンクリーフが炎上しやすい理由について、書いてみました。SNSでも「トリニティは炎上しないのにアルハンブラは燃える」という書き込みや他ブランドになりますが、「婚活にミスディオールがダメでイジィデがいいのはなぜ?」など度々話題になります。
アイコニックだからこその宿命なのでしょうかね。お金の使い方も何に価値を見出すのか、人それぞれです。世間のイメージや流行よりも、自分の心が満たされるものを一番に選択すればいいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!