同じジュエリーを身につけることで、ホッとしたり自分らしく過ごせるような経験はありませんか。私にとっては、カルティエのトリニティリングや結婚指輪に重ね付けしているペルレスモール、アンティークのリングがそうです。今日はその理由を深掘りしてみたいと思います!
ジュエリーに守られる瞬間
仕事、家庭、人間関係、健康問題、生活する中での悩みは大なり小なり誰しもが持っていて、暮らしの中でいつも絶好調で右肩上がりなんて人はいないはず。続く生活の中での浮き沈みは避けられないもの。
頭では理解しても、心が追いつかないこともある。
「いかに自分を励ましていくのか」は、特にコロナ渦からの数年、
自分にとってテーマになっていました。
ジュエリーと出会って、指輪やネックレスを肌に身につけることで、不安や緊張が高まった時に眺めて癒される、触れて落ち着くという体験を繰り返してきて、ジュエリーは心に働きかけてくれる効果があることを身をもって実感しました。
古く昔から人々は、面白いことに人種や年代、国に関わらず自然界の石や動物の骨だったりを「身につける」ことで魔除けとしたり、幸運や繁栄を願ったりしています。
肌に触れて落ち着くということや物質的なものに願い、祈りを込めることは心の拠り所として、自然なことなのかもしれませんね。
心の拠り所とは
拠り所=心や行動の支えになる指針のようなものだと考えています。心理学で有名な愛着理論がありますが、簡単に言えば安全基地の様な存在です。「ここに戻ってこれば大丈夫」「そのままを受け入れてもらえる」ようなものを指します。
愛着理論では、子供時代に母親と適切に愛着を形成できた子供は、自己肯定感が保たれやすく、不安やストレスへの適応能力も高いことが示されています。
ということは、一方で心の拠り所が持てないまま大人になった人はどこか自分自身に不完全感を持ちやすかったり、自信がなかったり、心配性だったりする。
いつも肌に触れて落ち着く居場所を作れたら、1つの心の拠り所になるのではないかと考えています。
ジュエリーは小さくて、いつも身につけられる。そんな所も好きな理由です。
お守りの意味合い
特に私のブログで何度も登場するエピソードですが、カルティエのトリニティリングは祖母からの贈り物で、今となっては、宝物になっています。
人それぞれ、家族から受け継いだジュエリーや結婚や出産の喜ばしい思い出、
仕事を頑張ったご褒美など、ジュエリーの数だけエピソードがあるかもしれません。
好きなジュエリーを通して、大切な人や思い出を時間を超えて繋いでくれることも素敵だなと思いませんか。
ジュエリーアカウントをはじめて、ジュエリーが好きな方は比較的、繊細な方が多い様に感じています。なんとなくですが、美しいものに敏感であったり、身につけることで癒しを得たり、自信になったりしているのではないかと思うことがあります。また感受性が強いため、人間関係の摩擦に敏感だったり、疲れやすかったり。
少なくても、私はそうなのですが、美しいものを美しいと感じられることは、幸せなことだし、それも個性だと思えるようになりました。
原点回帰?のジュエ活に
ジュエリーが集まってきたこともあり、今後は新しいジュエリーを迎えるというよりも、今縁あって、手元にあるジュエリーを大切に愛でたり、元々好きになったアンティークジュエリーや古いものをゆっくり楽しんでいくスタイルに戻っていく気がしています。
やっぱり私は基本は同じジュエリーを身につけるスタイルがしっくりくるかも。
気分転換したいときは、アクセサリーやパールなど異素材をミックスしながら楽しんでいけたらと思っています。明るい色石を身につけるとパッと気分も明るくなるし、ボリュームシルバーを身につけるとちょっとオシャレになった気持ちになります。
理屈でなく好きなものを好きに自分らしく、身につけていくことはある意味1つのセラピーかも。お守りジュエリー特集があるのも納得です。天然石の意味から探してみたり。
自分の機嫌を取りつつ、やっぱり「こうなりたい」をジュエリーに託しながら、自分もいい方向に進んでいけたらいいなと、思うことはいつも同じなのでした。
*本の紹介*
Kindle本「心が満たされるジュエリーの選び方」
発売以来、ありがたいことに毎日ダウンロードいただいております(感涙!)
また、恐縮ですが、下記のリンク(Amazon)からもご購入いただけます。
心が満たされるジュエリーの選び方: なりたい自分になるために今日もジュエリーを身につける
著者 rii 資格など:精神保健福祉士、公認心理師、ジュエリー垢歴5年。 ブログ「ジュエリー好きのシンプルライフ」運営 好きなジュエリー:クラシカル、モード、アール・デコ …
不安な時に自分らしさを取り戻させてくれるような、ジュエリーと
出会えると少しだけ、日々か豊かになるかもしれません。
ジュエリーには短所を長所にする力があるという話

最後までお読みいただき、ありがとうございました!