こんにちは!先日、京都の京セラ美術館にて開催されているポンペイ展へ行きました。写真もOKという大盤振る舞い。素晴らしいモザイク画や約2000年前の暮らしぶりが垣間見える生活用品や美術品をたくさん見ることができ、充実の展示でした。
ポンペイとは?その頃の日本は?
ちなみに、ポンペイはイタリア南部の広大な遺跡。ナポリ湾のそばに位置しています。西暦79年にヴェスヴィオ山が噴火したことで、街が一瞬にして火山灰に埋もれてしまい、建物ごと人々は埋まってしまったという悲しい出来事があったそうです。そして、保存状態が良いため、当時の暮らしぶりが良くわかる興味深い遺跡です。そして、まだ発掘は続いているというので驚きました。
ちなみに、日本は弥生時代とのこと。米作りや土器、ハニワのイメージですが、同じ時代にポンペイでは今の暮らしぶりとあまり変わらないような、、パンやワインの食べ物、食器、公共施設、商店街があったり。さすがローマの古代都市だと思いました。
今回の展示で注目されていた、まる焦げのパン。2000年前のパンがそのまま残っているというのが、不思議でなりません。
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見応えのあったモザイク画
ポンペイといえば、壁面のフレスコ画だと思うのですが私はモザイク画がとっても気に入りました。フレスコ画も少しは写真撮れば良かったんですけど、、、
フレスコ画は宗教色が垣間見えたり、そういう意味でも見ていると面白いですが絵画は全然詳しくなくて興味のあるものばかり、じーっと見てしまいます。
貝や宝石や石や極小のパーツで表現する、考えただけで気が遠くなるような作業です。
そしてグッズにもなっている「猛犬注意」
富豪のお家は番犬を飼っているところが多く、訪問者に番犬の存在を示していたそうです。
感激した器やジュエリー
そして、今回はジュエリーの展示も多かったんです。真珠のイヤリングだったり、金のブレスレットだったり。それについては、別記事にまとめようと思っています。
日本も弥生時代は勾玉とかお守りとか石のイヤリングのイメージはありますが、ポンペイはもっと現代的なデザインのジュエリーでした。
そして、中でもお気に入りがこの器です。
これですね、黒曜石という火山岩を加工した宝石で、丸彫りしているんです。器そのものが宝石。そして、彫りの装飾で使われているのも全て宝石です。青はラピスラズリ、赤は珊瑚、緑はマラカイト。そして、金。写真では伝わりにくいですが、ツヤツヤ、キラキラと本当に美しかったです。
ちなみに調べたところ、黒曜石はモース硬度5。窓ガラスと同じくらいの硬さとのことです。こんなに加工できるなんて、すごいです。
近づいては離れ、近づいては離れ。3回くらい見ました。眺めて、後ろに人がきて少し下がって、見て。また人が流れたら、凝視。素敵でした。
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京セラ美術館と付近のランチなど
最後に美術館を楽しんだ後のランチについてご紹介します。
館内のミュージアムカフェ。美術館が2020年にリニューアルされ、カフェも素敵でした。
混んでいたので利用はしておりませんが、四季折々のメニューやスイーツ。良さそうです。
今回は、平安神宮を少し抜けたところの、うどん・お蕎麦屋さんにしました。
2つの店舗は並んでおり、どちら並んでいました。京セラ美術館から徒歩10分もかかりません。
▶︎山本麺蔵
▶︎京うどん・生蕎麦おかきた
私は、お蕎麦が食べたかったので「おかきた」に。でも並んでネットでメニューを見ていると、卵とじうどんがウリの様。せっかくなので、ミニ卵とじ丼を頼みました。大正解!ふわふわでおうちで食べれないなぁと思うような素敵な卵とじでした。温かいうどんも美味しいと思うので、うどんが好きな夫と次は行きたいです。
並んでいるうちに注文するスタイルだったので、着席とほぼ同時にお蕎麦がきましたよ。
素敵な美術館で過ごして、美味しいお昼を食べて、素敵な時間でした。
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