ローズカットのダイヤは光らない、価値がないと思われている方もおられるのではないでしょうか。私自身はアンティークのローズカットリングを愛用しております。この記事で、大好きなローズカットの魅力が1人でも多くの方に伝わり、疑問が解消されれば嬉しいです。
- ローズカットってきれいなの?価値は?
- どこで買えるの? そんな方向けの記事です。
私はローズカットが大好きです
ローズカットとは??
*ローズカットとは、ダイヤモンドのカット方法のことです。
その歴史は16世紀〜17世紀中世ヨーロッパで発明されているそうです。
うるうるとした透明感が特徴で優しい輝き方をします。
専門家でないので、詳細な説明は割愛しますが、カット面がバラの蕾の様に見えるため、
ローズカットと言われています。
▶︎ちなみに当時の日本は安土桃山時代〜江戸時代〜。ふと、考えてみると面白いですね
ローズカットのダイヤは価値がない?
ローズカットのダイヤモンドは価値がないという声がありますが、1つは本当で1つはウソです。
まず、ローズカットのダイヤモンドはファンシーシェイプのダイヤの位置付けになり、
市場においては、コアな人気です。ラウンドブリリアントカットのグレードが分かりやすいダイヤモンドの方が価値がつきやすいのです。
一方でローズカットでかつグレードが高い、大きなダイヤモンドとなると希少性が高くなり
高価になります。従って、ローズカットのダイヤモンドが一概に価値がないとは言えず、
選ぶダイヤの質によると言うのが結論です。
ローズカット アンティークダイヤ
ローズカットの歴史は古く、アンティークジュエリーでよく見られます。希少性という点で言うと
アンティークのローズカットジュエリーは年々見つかりにくくなっているそう。
私の愛用しますダイヤモンドジュエリーは、度々登場するこの子。
真ん中がローズカットのダイヤモンドで周りはステップカットのダイヤモンドが
ぐるりと取り巻いています。大好きなアール・デコリング。
100年経っても色褪せない、ジュエリーです。
何に価値を置くのか
ローズカットの魅力と輝き方
ローズカットのダイヤモンドはブリリアントカットと違った特徴的な輝き方が魅力です。
①特徴的な優しい輝き方
ダイヤモンドにイメージする、キッラキラとかピカピカという輝き方
いわゆる、ラウンドブリリアントカットとはカット面の数が異なり
輝き方も大きな違いがあります。ローズカットの特徴ですが、
「瑞々しい」「うるうる」「やさしい」「滑らかな」「艶やかな」「透明」
そんなキーワードが浮かびます。人によっては、ダイヤモンドと気がづかないかもしれません。
②時々見せる強い光
優しい輝き方ですが、時々レインボーの閃光?中から湧き出るような強い光が見えることが
あって、とても不思議。曇空の日、冬の朝、強い照明、暗めの照明
見せる表情が様々で「こんな輝き方もするんだ」と発見があります。
余談ですが、コストコに行くと虹色の光が見えやすく、一般にイメージする
ダイヤの様にかなり輝きます。面白いです^^
③「石の欠点の誤魔化しが効かないのも特徴??」
ローズカットのダイヤモンドは、肌の色が透けるような透明感。
インクルージョンが目立ったり、石のクラリティも見て分かりやすくなります。
アンティークのダイヤモンドも見ていると上質なお石が多い印象です。
こんな人におすすめ!
ローズカットリングを愛用する私が考えるローズカットリングを
おすすめしたい人です(自由な発言をお許しくださいね^^)
- 透明感のある石が好き
- ダイヤモンドそのものが好き
- 派手な輝き<優しい輝きが好き
- 少し人とは違ったジュエリーが好き
- さり気なく日常でダイヤのジュエリーを身につけたい
- アンティークやクラシカルなデザインが好き
ジュエリー好きさんはもちろんですが、石好きさんにも
ローズカットは誤魔化しが効かないので、良いお石が多いという点でも
おすすめできるかもしれません。
ダイヤモンド以外のローズカットジュエリー
色石にもローズカットを取り入れているジュエリーがあります!
私はageteのジュエリーでローズカットを知りました。ちなみにageteは
「レトロでありながらもモダン、クラッシックでありながらファッション」という想い
を掲げていて、調べて知ったのですが第1店舗は、1990年の青山の骨董通りに構えられ、
アンティークのジュエリーも扱っていた様です。
優しく、うるうると照明を受けてうるうると輝くのが面白くて
当時ルビーの指輪を手にしました。三角形を組み合わせたローズカットの特徴が
写真で伝わりますでしょうか^^
色石をローズカットでデザインしたジュエリーをageteはよく取り扱っています。
ageteの紹介みたいになりましたが、ローズカットのジュエリーが見せる
優しい表情。おおらかな煌めき。魅力的なのですよ^^
オンラインショップ
ローズカットについて、色々書いてみました^^
どんなジュエリーがあるんだろうと思う方、よければリンクを貼ったので
覗いてみてくださいね^^
▶︎ローズカット1つ石ネックレス
いつか欲しいのが一つ石のペンダントトップ。
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もう少し大きなサイズも。アンティークチェーンと合わせたい。
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▶︎ローズカットのピアス
私はピアス開いていませんが、さりげなくて素敵だと思います。耳元にローズカットを。
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▶︎ローズカット リング
手元でその輝きを楽しめるところが魅力です。え
こちらのお店はアンティークデザインを大切にしていて、ミル打ち加工も
クラシカルで素敵だなぁと思います。素材もプラチナを使っていたりするのも
魅力的ですね。
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ローズカットダイヤを扱うブランド
オンラインでの購入は不安、、実店舗があり実際に目に触れることができる
ブランド・アトリエをMEMOしました。
▶︎humジュエリー
humはエンゲージリングに様々な個性あるローズカットダイヤモンドを使用。
職人さんが1点1点ハンドメイドで仕上げる、こだわりの詰まったリングが見つかる。
ファッションリングにも多様なローズカットリングのデザインが。受注生産です。
▶︎イリーヴァ
▶︎saffraan(サフラン)
繊細なデザインながら、sumall luxuryをあわせもった作品を作られています。
大人の女性を引き立てる日常のスパイスとなるよなジュエリーをテーマに作成されており、
バーニーズニューヨークでお取扱いがあります。私も1点愛用しております。
うるうるのローズカット、ぜひ一度実物をご覧になってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
まとめ 魅力と価値
ローズカットの魅力が伝わりましたでしょうか。
冒頭でも触れた価値とは、、ですが一般的なダイヤモンドと同じ様に
クラリティが高いもの、大きさが大きいものが宝石としての価値は高いとされます。
ラウンドブリリアントカットとカット面が違い、輝き方が違うだけで
ダイヤモンドの価値が低いということはありません。
しかし、売却まで考えているのであれば、鑑定書のつくグレードで選ぶ必要があります。
ローズカットダイヤモンドを検討している方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。