▶︎2023年開催予定の気になる美術展や巡回展をメモがわりにまとめました。
▶︎アート好きな人もそうでない人も、お出かけの参考になれば幸いです。
美術には詳しくありませんが、作品を通してその時代を感じたり
ゆっくり絵を見るのは結構好きです。日常が戻る気配もあり足を運んでみたいと思っています。
ゴッホ・アライブ
兵庫県立美術館
3月18日(土)〜6月4日(日)
芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会です。これまでに世界で850万人を超える人々を魅了し、世界中で愛されてきた人気のコンテンツがこの春、オーストラリアからついに神戸に上陸。
出典)ゴッホ・アライブ公式ウェブサイトより
- 体験型の展覧会
- 五感で味わうアート「音・光・アロマ」でゴッホの世界を体験する。
- ゴッホの生涯について学ぶ
個人的には一人でというより、誰かと一緒に行きたい展示です。
エンターテイメント性があり、幅広い年代の人で会場が埋め尽くされそうです。
お子さんのいる方は一緒に行っても楽しそう。ゴッホのひまわりも好きですが、
私はアイリスも好きです。学生時代、精神医学の授業を通して、ゴッホの作品と
生涯について学んだことがあり、なんとなく気になる存在です。
迫ってくるような筆遣いや画風、色彩に引き込まれるので好きです。
大人気で予約必須かと思われます。
名古屋→神戸で開催予定です。行く前に読むともっと楽しめる1冊。
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マリー・ローランサンとモード
京都市京セラ美術館 4月16日(日)〜6月11日(日)
二つの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でした。ともに1883年に生まれたローランサンとシャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在でした。
本展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、マドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰し、オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館など国内外のコレクションから、絵画、ドレス、資料など約90点のラインナップでご紹介します。
出典)京セラ美術館公式ウェブサイトより
・オランジュリー美術館(パリ)とマリー・ローランサン美術館(東京)にある展示が見られる
・東京→京都で開催
1920年代のパリが好きなので興味深いです。オランジュリー美術館はモネの展示が
印象的ですが、マリーローランサンのふんわりとした独特の雰囲気が癒されます。
どんな内容なのか今からワクワク。
ルーブル美術館展 愛を描く
国立新美術館(東京)3月1日(水)〜6月12日(月)
京都市京セラ美術館(京都)6月27日(火)〜9月24日(日)
ルーヴル美術館の膨大なコレクションからヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、ジェラール、シェフェールなどの精選された70点余りの絵画を通して、「愛」の表現の諸相をたどる展覧会「ルーヴル美術館展 愛を描く」が2023年開催。たくさんの名作を見られる機会です。
・ルーブル美術館展のたくさんのコレクションから愛に纏わる絵画が集められている
・何百年も昔に描かれた愛について
・音声ガイドは女優の満島ひかりさん
ルーブル美術館からの展示会は人気ですよね。できれば平日に
音声ガイドを聴きながら、ゆっくりと観たいと思います。
民藝MINGEIー美は暮らしのなかにあるー
大阪中之島美術館 7月8日(土)〜9月18日(月)
約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。
日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約130件を展示します。また、民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事の品々も紹介します。
出典)大阪中之島美術館公式サイト
・現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつ。
・生活の中の美について触れる
2022年2月にオープンしたばかりの美術館。まだ行ったことがないので気になります。
物や情報にあふれる今の時代ですが、手仕事のものについてゆっくり思いを馳せながら、
展示を見てみたいです。
民藝好きな方におすすめの1冊。日本の芸術家がたくさん登場するアート小説です
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子どもがアートに触れること・絵はどう教わるの?
私の両親は旅行が趣味でした。旅行のたびに、美術館に連れて行ってもらった
子ども〜学生時代を過ごして、美術に触れる機会は多かったのに
私自身は、美術に詳しくないですし、関心が増したのは、わりと最近です。
特にルーブル美術館は、小学校・中学校・大学生と3回行ったので自分の
感じ方を振り返ると面白く感じます。アートとの付き合い方って、みんな自然に教わるのでしょうか?
ヨーロッパでは小さいうちから、美術館を訪れ、好き嫌いの感覚や感じ方、観察して
スケッチしたり、解釈を絵や文字で表現するような教育が自然に行われているそうです。
- 小学生の時に、体験型の展示やガイド付きのイベントに参加する
- 名画や時代をしぼって鑑賞する
- 絵本を通して名画を見る 等
集中して絵に触れる機会があると、もっとアートを楽しむ力が育っていたかもしれません。
ぽんっと美術館に入れられて、絵をどうみたら良いか分からなかったんだと思います。
▶︎中学生になると「教科書で見たことある」とかそのレベルには到達。
モナリザが思ったより小さいとか、ゴッホのひまわりは実物の方が迫力があるとか
でも、ただ小学生の頃より落ち着いて、美術館に滞在できるようになっただけ。
やっぱり鑑賞の仕方が分からなかったのだと思います。
▶︎大学生になったくらいにやっと、「これが好き」「これは好きじゃない」とか
好みで絵を見れるようになったり、案内ガイドを聞くように。
関心が増えたように思います。あと時代背景への関心。
これはわりと最近ですが、昭和のジュエリーやアンティークが
好きになってから、当時の時代背景や暮らし、ファッションを絵画を通して垣間見えることが
楽しいと感じるようになりました。
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アート鑑賞は主観的なことだと思います。だからこそ、小さい頃から美術に触れる
機会の広がり方で、将来の価値観に少なからず影響を与えてくれるのでないでしょうか。
アンティークが好きなのも、子どもの頃からヨーロッパの街並みや
教会、ステンドグラスや細工が好きだったことの影響もあるのではないかと
自分では思っています。自分の意思での美術館デビューは大人になってからですが、
これから興味のあることは、どんどん楽しんでいきたいです。
▶︎他にも2023年、ピカソやロンドンのテート美術館からの展示など
興味深い美術展が色々ありました。今回のまとめは、私の趣味でピックアップした展示なので
気になる方は、お調べになってみてくださいね。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。